NEVERLAND
NEVERLANDの映像を見て1番に出て来た感想は『どんな思いでこの日までステージに立っていたのだろう』だった。
EPCOTIAに参加した帰り道。
ずっと買って置いてあったがなかなか見れずにいたNEVERLAND。
『これを見て帰ろう』
そう友人が言った。
LIVE DVDを初めて見るとき、すごい体力と気力がいるタイプの私は一緒に見る人がいてほしい。次の日仕事だけど…ここで見ないとしばらく開けられそうにないな…と思い快諾。
NEVERLANDの期間中。
私自身グラグラだった。
何が正しいのかとか、そういう事よりも『私が見ていた、好きになったものってなんだったんだろう』
それがずっと頭から離れなくなっていた。
結論から言うと、私が大好きだと思った4人はずっとそこに変わらずに居たんだなってこと。
私の見方が変わってしまっていただけだ。
怒りの感情の下には悲しさとか寂しさとかそういう気持ちが隠れていることが多いなと私は思ってるし、この時期を振り返るとまさにそれだった。
普通だったら見ることの無いものを、わざわざ暴いて出してくるのはなんなんだろう。
ただそこに揺さぶられてしまったのも事実で、まだまだ修行が足りないところでもある。
アイドルってなんなんだろう?ファンってなんなんだろう?
私が好きなものってなんだったんだっけ?
ずーっと無限にループしてて、現場に入ると楽しいけど、終わるとまた考えての繰り返し。
メディアに出ているものを見るのもやめていた。
言葉だけ、文字だけで何かを判断するのってすごく難しくて、危ない事だとわかっているつもりだった。
増田さんがいつも気にしている事でもあるし。
それでも誰かの言葉に勝手に踊らされて、勝手にいろんなフィルターをかけて『自分が見てきたもの全部がウソなんじゃないか?』『このまま4人で続けてくれるの?』とまで思っていた。
NEVERLANDツアーの最終日。
涙を流すメンバー達を見て、自分は馬鹿だなと思った。
いつだって言葉にしてくれていたのに。
あそこにいる4人が大好きだと、ずっと笑顔でいてほしいと思っていたのに。
勝手にいろんなものを見て、不安になったり怒ってみたり。
それで最終日、ごめんと泣いて。
大馬鹿以外の何者でもない。
どんな思いで、今日までを過ごして立ち続けて来たのか。笑顔を見せてくれていたのか。
考える余裕もなかったのかと。
映像を見て改めて感じた。
勝手に不安になって、疑ってごめんなさい。
自分の目で見たこと、感じたことを信じてさえいればいい。
好きだと思ったらそれでいい。
いつだってシンプルなもの。
私は4人のNEWSが大好きだ。