もいもいもの日記

ガチ恋拗らせ系ジャニオタの気分日記

ガチ恋拗らせ系ジャニオタになるまで①

私が特に興味もなかったジャニーズ、NEWSの沼にどっぷり落ちた経緯をまとめておく。

長いので分割。実際の時間経過的には半年…ぐらい?そんなになかったかもしれない。

 

もともとはマンガ、アニメ、声優など所謂2次元に生息していた。(声優さんを2次元にまとめていいのかはわからないけど)

 

マンガやアニメなどの最終回では『置いていかないで…どうして私はそちら側に行けないんだ…』と落ち込んだり、大好きな声優さんが結婚してるなんて噂があった日には『聞きたくない〜』と泣いたりなかなか痛いタイプのオタクではあったが…まぁ…若さゆえの暴走と思っていた。

それでも、ハマりやすく冷めやすい性格の典型で、2〜3年興味が持てばかなり良い方ではあった。

このまま、ゆる〜くぬる〜くオタクをしながら、いつの日かオタクを卒業する日も来るだろう、なんなら近い未来にはオタクを卒業するかもとすら思っていたギリギリ20代前半のある日、運命の出会いを果たす。

 

大学の友人たちと鍋パーティなんてものをしながらDVD鑑賞会をしていた。

そのうち1人の友人が『買ったは良いけど1人で見るのはこわいから一緒に見てほしい』と言って出してきたのが“美恋魂”だった。

NEWSが4人になって初めてのライブツアーであり、その初日の様子を映像化したもの。それが美恋魂。

 

私が高校生の頃NEWSがデビューして『人数多いなぁ〜山下くんがいるグループなんだぁ〜』…正直このぐらいの印象しかないグループだった。元々ジャニーズというものを通らずに生きてきた身としては山Pを知っているだけマシな方だと思う。…そうでもないかな……

 

上記の友人がカラオケでチャンカパーナを歌った時に初めて、NEWSがなんやかんやあって4人になっていることを知った。

その時は『山Pがメインだと思ってたけど、抜けちゃったんだ〜』ぐらいの感想しかなかったしその後も特段、気にすることもなかった。(ちなみにこの友人も特別NEWSが好きだった訳ではなく、面白い曲あるんだよ!と言って歌い出した。それぐらい衝撃があったチャンカパーナ。今では立派なシゲ担です。)

 

なので本当に軽い気持ちで見始めた美恋魂。

『あ、この曲NEWSだったんだ!』『これ一時期よく聞いたね〜』『意外と知ってる曲多い〜』なんてワチャワチャ話しながら、時間は過ぎていく。結構楽しいじゃんジャニーズのライブなんてことも思っていた。

 

そしてついにラストの挨拶まできた。

涙ながらに、どんな気持ちでこの初日を迎えたのか話すメンバーと、タオルで涙を拭きながら聞くファン。

その後に歌う“フルスイング”と今まで絶対に泣かなかった手越祐也の涙。

 

いやぁ〜弱い。こういうのに私は心底弱い。

 

この場にいる人達がどんな経緯で、どんな思いでこの日までを過ごしてきたのか、想像したってわかることはできない。

でもみんな心からこの日を待っていたというのはしっかりと伝わってくる。

 

そんなの、こっちまで泣きそうになるのは仕方なくないですか??

ギリギリまで我慢してトイレに立ちましたよ。トイレットペーパーで涙拭きましたよ。ちょっと硬かった。

 

“ドラマ性”というものに弱いのはオタクの性か…

この日から緩やかにしかし確実にNEWS沼に転がり落ちていくのである。